新しい、リスクへの対応

リスクとは何でしょうか?


リスクは管理するもの、

というのが一般的に多くの方々の持つ概念だと感じる。


起きることが望ましくないことが

起きない様にすること。

つまり、

望ましくないことの起きる確率を低減させ、

起こってしまうことの影響度合いを下げることである。


望ましくないことが、

常に起きるのであれば、

起きても影響の少ない対策をあらかじめとっておく。

例えば、

朝の通勤電車が、

毎日遅れるのであれば、

遅れることを前提に、

早めに家を出ることで、

遅れの影響を小さくする。


その路線を使わない、

電車通勤をやめる、

勤務先に近い場所に引っ越すことは、

起こる確率を低減させる取り組みである。


望ましくないことが、

本当に稀にしか起きないのであれば、

そのことは、

頭の中から消し去っても構わない。

例えば、

自宅に隕石が落ちてくるということは、

起これば、生命を失うという甚大な損害をもたらす。

しかし、そもそも、

自宅に隕石が落ちてくること自体、

起こることはなく、まさに杞憂でしかない。

こんなことを考えて暮らしている人はいないし、

考えて暮らす必要もないということである。


では、

何故、リスクを管理するのか?


先の通勤電車の例で言えば、

通勤電車を使うことは、

会社に出社する目的のための手段である。

費用対効果の面で、

通勤電車を使って出社することが、

コスパが良いということで

ある路線の通勤電車を選択し、

出社している。

その状況の中で、

定められた時刻までに出社できることを考えている。

つまり、

目的を果たすために手段を最適化するということである。


リスクを管理するというと、

やらない、出来ないことの理由づけの様に

受け取られることもあるが、

本質は、全く逆で、

踏みとどまることから、

先に踏み出すことへと切り換えることを

支援する活動であると考える。


リスク管理がされていない状況では、

未知の、想定外のことに、

過大に恐れ、反応し、

ブレーキとアクセルを踏むべき時に踏めなかったり、

アクセルを踏むべき時にブレーキを踏んだり、

ブレーキとアクセルを同時に踏み込んでいて、

全く思う様には、目的地へと辿り着かない。


製品サービス開発や新事業開発においては、

未知のこと、未経験なことに、

多く遭遇する。


その時に、

大切なことは何なのか?


リスクへの過大な恐れ・反応は

無知から生まれる。


今求められていることは、

リスク管理を通して、

未知と無知をきちんと分けること。


そこから、想定内のことを広げていき、

想定外があることすらも、

想定内と考えられるマインドを持ち、

必要であれば、躊躇なく、

アクセルをベタ踏みすることが、

求められることであると考える。


そのためには、

単に、リスク管理の概念を学ぶ、

管理手法を理解するという取り組みに

こだわるのではなく、

実際の業務の中で、

正しく、リスク管理を

実践しながら、

学びと氣づきを得る取り組みが、

必要だと考えている。


以上が、

MEME TEC(ミームテック)が提案する

リスク管理での

課題達成と人財育成へのアプローチである。


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