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氣づきと創発

執筆者の写真: 価値創造_室橋雅彦価値創造_室橋雅彦

更新日:2024年12月23日

 目に見えないもの、形のないものを

カタチにして提供する事が私の生業である。


そのカタチの提供が、

クライアント様での、見えないもの、形のないものを

カタチにする事の取り組みへの支援に繋がっていると考えている。

 見えないもの、形のないものをカタチにする取り組みでは、

見えないもの、形のないものの根源にあるものを

起点することを大切にしている。

その根源にあるものは、

例えば、起業家の想いや経営者の想い

という言葉で言われるものになる。

 この世の中は、全てエネルギーでできている。

目に見えないもの、形のないものをカタチにすることは、

目に見えないもの、形のないものの持つエネルギーを

別のエネルギーに変換することだと考えている。

つまり、小さな水路や小川の水の流れが持つ

運動エネルギーや位置エネルギーを

発電機で電気エネルギーに変換し、

更に、電気エネルギーを電球で

光エネルギーに変換することと同じであるとの考えである。

生物学や様々な分野で、

構成する要素の総和以上のものが現れる状況、

現れるものを創発と呼ぶことを使い、

イノベーションの生まれる過程を創発と呼ぶことがある。

エネルギー保存則では、

エネルギーが無から生まれる事はない。

では、エネルギー保存則から考える創発とは何か?

そこを解く鍵は、氣づきにあると考える。

起業家や経営者の想い=エネルギーを

カタチにする過程では、多くの人々が関わる。

エネルギー保存則の観点からは、

これらの人々の関わり=人々の持つエネルギーであり、

エネルギー保存則からは、その総和以上のものが、

生み出される事はない事になる。

しかし、個々の人々の持つエネルギーに注目すると

その人の持つエネルギーに限りはない。

今の状態で現れているエネルギーの総和は、

個々の人々が、ある一定の枠にハマった状態で

自分自身のエネルギーに限界を置いた状態での

持つエネルギーの総和であると考えている。

氣づきとは、

この枠にハマった状態であることから抜け出すことの

きっかけを作り出すものである。

氣づきを得る事で、今の状態を理解し、

今ハマっている枠から抜け出す事で、

一人一人が更に大きなエネルギーのレベルへと到達でき、

従来の枠な中で変換されるエネルギーの総和を

超える創発が生まれて、

新しいエネルギーの変換の結果としての

イノベーションの創造へと繋がる。

現場でのイノベーションへの流れ、

エネルギーの変換の流れは、

「顧客価値駆動型開発」であり、

その流れの中で、

氣づきと創発を生み出すきっかけを

作り出すものが、「SE-AP Coaching」である。

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