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湧き出る破壊

新製品開発のスタートはアイデア出し、

と思っている方々は、多いのだろうか。

スタートでチームから上手く、

アイデアが出てきているのだろうか?

アイデアが出てこないのを

チームの発想力が乏しいためだと

決めつけていたりしていないだろうか?

「アイデアを出す」という言葉の意味合いから、

アイデアをどこから探してくる、

どこかで見つけてくることでは、ないと感じられる。

アイデア出しに関連する言い回しでは、

「アイデアが降りてくる」や「アイデアが湧き出る」もある。

降りてくる先は自分自身、湧き出る源泉は自分自身である。

この様に考えるとアイデアは自分自身にある事になる。

アイデアは、出すもので、見つけるものではない。

では、自分自身の中にあるアイデアが

上手く出てこないのは何故なのだろう。

アイデア発想法には、

枠組みを決めて発想する強制発想法、

制約なくお題に沿って発想する自由発想法がある。

発想法でよく使われるブレインストーミングは自由発想法である。

自由に発想と言われても中々浮かんでこないで、

枠組み・制約を決められた方が浮かんでくる場合もある。

アイデアの良し悪しとは何だろう。

良いアイデアとは何か?悪いアイデアとは何か?

思い込みや価値観は、

アイデア出しには不必要であると考える。

価値観が不必要というと驚く人もいるかもしれないが、

人が物事の良い悪いを判断しているのは、価値観である。

価値観があると価値観に沿って

物事を判断・ジャッジをしてしまう。

この判断・ジャッジこそがアイデア出しを妨げていると考えている。

アイデアが本当に自分自身から出てきたものであれば、

良いも悪いもないと考える。

だけれども、どこかで聞いた様な、

どこかで見た様なアイデアを自分自身のアイデアであると

思っているのであれば、

それ以上先には進めない。

誰もが当たり前と感じていること、

誰もが当たり前に考えること、

この当たり前のことを出し切ることは必要である。

この当たり前を出し切れないことが

アイデアを妨げることになっていると考える。

だけど、そこでアイデア出しが終わっては

何の意味もなくなる。

当たり前を出し切った先に、

自分自身から出てくるアイデアがある。

アイデア出しとは、破壊と創造のプロセスである。

価値観を捨て、どこかで見聞きした当たり前のことを全部吐き出す。

その先に、本当に自分自身から湧き出るアイデアが現れる。

「顧客価値駆動型開発プログラム」では、

このプロセスを非常に大切にし、

何度も繰り返し、十分な時間をとって、行なっている。

以上が、

「顧客価値駆動型開発プログラム」に基づき、

SE-AP Coaching(シープコーチング)を用いて、

Consulting Coachが提供するアイデア出しである。

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