考える、創造する

社内研修では、すぐに効果の現れるものを必要とされる傾向が強い。

研修を企画される方々は、

多くの従業員のニーズに合うものであったり、

多くの従業員を対象にしたものであったりすることを望まれる。

そのような要望等を踏まえて、

最近要望の多い、考える研修について考えてみたい。


考える研修とは、

講義を中心にした、学びに主体をおいた研修ではなく、

ワークショップを中心にした、

氣づきに主体をおいた、受講者一人ひとりが自ら考える研修のことである。

考える研修では、

受講者が積極的に研修に参加されることを前提にして組み立てられる。


考えるプロセスの理解は大切だが、

それ以上に考えることを体感することを重視している。

日常の中で考えることと考える研修の場で考えることは、

本質部分で異なっている。

日常の中で考えているのは、選択のためである。

目の前にあることを自分の持っている基準と擦り合わせて、

基準に合っていなければ悪いことと決めて、

合っていれば良いことと判断し、選択する。

この時の選択の基準を、価値観や先入観と呼んだりする。


一方で、考える研修での考えるとは、創造のための作業を指す。

創造のための考えでは、

問い掛けにより、発散と収束を繰り返す。

発散と収束の繰り返しの中で、受講者は、

自らの価値観や先入観に氣づくことになる。

問い掛けに対して出てくる答えに優劣はつけない。

答えに正解はなく、正解を求めることもしない。

創造は破壊と対をなす。

破壊のないところに創造は生まれない。

発散と収束の繰り返しの中で氣つく価値観や先入観を壊す試みも、

考える研修では重要になる。

当たり前に思っていることを明らかにし、

それを破壊することでより深く考えることができ、創造へと繋がる。


さて、冒頭に掲げた要望等に戻ってみる。

大きく変化する今の時代においては、

どんな業種、いかなる部門においても、

変化を踏まえて変化に対応することが求められている。

求められることに答えを出すためのアプローチはひとつではないが、

どのアプローチにも共通して土台となるのは、考えるということである。

考えるということにきちんと向き合うことを体験できる考える研修は、

あらゆる部門の従業員のみならず、経営幹部や経営者にも必要とされると考える。

一旦、考えることを体験した受講者にとっては、

知ってしまった考えることをなかったことにはできない。

氣づきを伴う体験は本人が明確に意識をしなくとも、

潜在意識の中には、きちんと刷り込まれる。

考える研修から日常の業務に戻った受講者は、

業務の中で、考える研修で体験した考えることを

無意識に実践していくことになる。


考える研修は、あくまで手段である。

どんな目的を達成するためにこの手段を用いるのか。

考える研修は目的があってこそ活かされる。

研修の目的をお聞かせ頂ければ、

考える研修の核となる問い掛けを検討し、

研修全体を構築し、提案する。


以上が、

MEME TECが提供する

考える研修の概要である





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