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執筆者の写真Masa Murohashi

認識と覚悟、そして受容

更新日:8月18日

ある日、社長が自身の片腕である専務に、

「同業の社長の話を聞くと、

新製品の開発を始めているようだ。

我が社も、次の主力となる製品の開発を始めたいと思う。

ついては、製品開発のための準備を進めてくれ」、と

指令を出します。

小規模企業様であれば、直接専務様から、

中規模企業様は、一段話が下りて、総務部門ご担当様から、

当方にお話をいただくことになるでしょう。

まずは、訪問し、お話を伺います。

随分以前に開発した製品を顧客の求めに応じて、

多少のカスタマイズを加えて販売する企業で、

現在のほとんどの従業員は、

ゼロから新製品を開発したことがない。

アイデアはなく、プロジェクトもなく、

責任者も決まっていない状況からのスタートになります。

このようなケースが、

「課題達成と人財育成」のConsulting Coachの出番である。

新製品を開発したいという課題と

開発を通しての従業員の育成です。

提案を持参し、最初に社長様や専務様とお話するのは、

経営者の認識・意識と覚悟です。

この新製品開発の経営上の位置付けと

重要性を確認するということです。

最初から、明確にお話しいただけない場合であっても、

お話を伺う中で、整理し、まとめます。

その確認した認識・意識と覚悟は、

多くの従業員は、現在の業務で手一杯で、

製品開発に振り分ける時間はないと考えていて、

現行製品が売れているのだから、

今新製品を開発することは必要ないと思っていることへの

経営者から発信する強いメッセージとなります。

このようにして、社長様の思いを受け取り、

新製品開発プロジェクトを立ち上げていきます。

社長様の思い、認識・意識と覚悟は、

プロジェクトを進める中で、

ポイントポイントで発信いただくことを大切にしています。

社長様からの強いメッセージがあっても、

従来の業務との兼ね合いで、

中々プロジェクトが進まない状況に至ることもあります。

そんな場合のために、

私が大切にしていることは、

製品開発することの意味、

何故、その製品を顧客に届けたいのか、

何故、自分達が開発できるのか、

何故、自分達でなければできないのか、

自分達が開発することの意味、

製品を届けたい顧客への思いを

プロジェクトのスタートの段階でしっかりと

メンバーで考え、共有するプロセスを提供することです。

ひとつひとつの事柄を問い掛けとして、

メンバーに投げかけ、

そこから出てくるメンバーの思いを

メンバーとひとつひとつ深く考えるプロセスです。

以上が、

新規事業に取り組む企業様のための羅針盤と水先案内人

 MEME TECによる製品サービス開発への支援です。

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