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近道を通るための新しい地図

執筆者の写真: 価値創造_室橋雅彦価値創造_室橋雅彦

タイムパフォーマンス(タイパ)・コストパフォーマンス(コスパ)の考え方が

若い世代を中心に広がっています

効率よく事業経営ができればと考える経営者も増えているのではないでしょうか


一般的に、課題解決のために新しいことに取り組む企業が

最小限のコストと時間で成果を得るためには

専門家をうまく活用することが必要とされています

しかし、専門家をうまく活用する方法を理解されている企業は少ないのだと思います


企業の課題は、

目的が最初から明確に示されたギャップ フィット型課題と

ビジョン設定型課題に大別できます


目的地を明確に定めることから始めるビジョン設定型課題、

例えば、新規事業開発や製品サービス開発を進めている企業様は

どのように専門家を活用することが良いのでしょうか?


新規事業開発や製品サービス開発は、

大海原に浮かぶ宝島の宝のありかが示された地図を手に航海に出ることに例えられます


利害関係者の期待を一身に受けて、船長が航海を託され、

業務に長けた長年の乗組員の協力を得て、

船を大海へと押し出していきます


新しい事業や新製品サービスには誰かが描き与えてくれる地図はなく、

自らが地図を作らなければなりません

誰も知らない、行ったことのない宝島だからこそ得るものが大きくなります

それはちょうど、大航海時代のヴァスコ・ダ・ガマ、クリストファー・コロンブスや

フェルディナンド・マゼランが挑んだ航海のようです


このような地図には、”コロンブスの卵”の逸話のような

既存の企画案やコンセプト案にない、革新的なアイデアが必要になります

そこでの問題は、今までの製品や業界を知るメンバーが嵌まる予定調和の罠です


この罠の巧妙なところは本人自身が罠に嵌まったことに氣がつかないことにあります

製品や業界の常識や思い込みによる企画案やコンセプト案なので

メンバーは理解が容易で早く、

まさに求めていた企画であり、コンセプトであると感じてしまいます


ところが、これらの企画やコンセプトを具体化していくと

どこにでもある製品サービスや今までの事業の延長になっていることに行き着き、

そこで初めて企画・コンセプトに新規性・革新性のないことに

氣づかされることになります


このような事態を最初から避けていくために、専門家の活用があります


「当たり前のこと、今まで通り」がもたらす企画やコンセプトを

専門家を交えることで一旦破壊し、

そこから改めて企画やコンセプトを創造、再構築することで

新しい地図を描くことができます


さらに加えて、MEME TECが提供するのは、

オープンな対話に基づく

多様な視点の提供とネットワークの整理になります

そして、一つのことに捉われず、

破壊と創造を繰り返し行うマインドセットを

互いに高めあいながら柔軟に地図(計画)を見直すことです


ECサイトの立ち上げや人事評価システムの導入といった

求めるもの(目的)が明確になっているような

ギャップ フィット型課題への対応業務の場合においては、

目的(地)への道筋を示した地図を作成し、

効率的に目的地(ゴール)に導く近道を地図で示すことが

専門家にできることでです

この場合の専門家の効果的な活用については、

別の機会で詳述いたします

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