迷路とチーズ

ベストセラーになったのは、

もう随分昔になってしまったが、

「チーズはどこに消えた?」を、

今、再読した。

当時は、自分のチーズは何なのかを

探しながら、読んでいたと記憶している。

当時氣づかなかったこと、でも、

当時も今も変わらないことがあるとすれば、

世界は、

不安定さ、不確実さ、

複雑さと曖昧さで、出来ているということである。

今、再読して、

そのことを改めて氣づかされた。

自分が生きている世界が

そんな世界であることに、

不安を感じる方や

そんな認識に、

反発を感じる方もいるかと思う。

でも、

不安や反発は、

何の意味もなく、

何も創り出さないだろう。

10秒先の世界でさえ、

予測できずに生きているこの身体は、

常に新陳代謝を繰り返し、

新たな細胞へと置き換わっていることは事実だ。

チーズが、

未来永劫、そこに存在し続けることを

誰も保証できる訳はないが、

無くなってしまうことが、

確実であるとも、誰も断言できない。

そんな不安定さと不確実さが存在している。

だから、

今いるところに留まり続けることも正しいし、

今いるところから動き出すことに間違いはない。

今は、

世界の

不安定さ、不確実さ、

複雑さと曖昧さを前提にして、

現実をどの様に生きていくかを

考えることが必要ではないだろうか。

今一瞬の安定と確実さを求めて、

複雑さに目を背けても、

曖昧なものは曖昧なままである。

動き続けることで安心を得ることも、

動けない人をも認めることも、

不安定さ、不確実さ、

複雑さと曖昧さの中で、

全ては、一人一人の選択でしかない。

何を選択しても、

それが自分自身の選択であることに、

自分自身への嘘がないかだろう。

誰かの、借りものの選択でないことが、

大切だ。

誰かでなく、自分自身の選択をするために、

何を今選択するか?

それが、今問われていることなのだと感じている。

もし、

世界に、確実なことがあるとすれば、

自分は、今、この世界を

生きていているということである。

どんな迷路にも出口はあり、

良いことも悪いことも、

始まったことは必ず終わる。

良いからといって有頂天になり、

悪いからといって悲嘆に暮れて、

歩みを止め、立ち止まることに、

生きている実感はあるのだろうか。

目の前のことを一つ一つこなし、

歩いていくことが、

生きているということだと考える。

以上が、

MEME TEC(ミームテック)が、

届けたい思いである。

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