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​PDCA講座

行動を選択した先に

 

 今、世界が変化の時期を迎えているという感覚は、見えている変化の大小の差こそあれ、皆が揃って感じていることだろう。こんな時期には、変化を先取りして新しいことに取り組む人々と変化をしっかり見極めてから動き出そうと今のやっていることを継続する人々に分かれる。どちらの行動を選択したとしても、それぞれの企業の価値観と企業の環境に沿った行動の選択であれば、その選択した行動に正面から向き合うことにリソースを活かすことが重要である。変化の時期には、新しい取り組みに目が向けられがちであるが、現在の取り組みにもしっかりと目を向けることも大切である。選択した行動で、リソースを活かすと言うことは、「正しいことを、正しく行う」ということである。

 

適切な手段と目的

 

 では、「正しいことを、正しく行う」とは、どういうことなのか?

 行動には、手段と目的がある。目的を果たすには、目的にたどり着くための目標を定め、その目標達成に向けて、手段を用いる。

 「正しいこと」は、目的に対して、目標が適切であることである。

 「正しく行う」は、目標に対して、手段が適切であることである。

 

PDCAを行う目的 

 

 では、「正しいことを、正しく行う」には、どうすれば良いのか?

 人生には、結果オーライということが、たまにあったりする。棚から餅が落ちてきたり、切り株にウサギが頭をぶつけたりする。だから、人生は面白いとも言えるが、そんなことばかりは起こらない。

 目的を達成するために、計画を立て、計画を実行し、計画通りに進んでいるかを見て、次の行動に移る。PDCAである。PDCAを実施することで、「正しいことを、正しく行う」ことができる。

 誰しもが耳にしたことのあるPDCAを今更、と思われる方々もおられるだろう。だが、PDCAで成果を経験された方は少ないのではないか。結果オーライで、成果が出たようなことではなかったか。勿論、企業において成果は重要で、その成果が今を創り出していることも十分に評価されるべきことである。

 

 しかし、今、そしてこれからの状況を考える時には、結果オーライを願い、待つ様な取り組みでは必要な成果を確実に得ることは難しい。改めて、もう一度、PDCAに目を向け、「正しいことを、正しく行う」を実践することが必要であると考える。

 

 

本講座の目指すこと

 

 本講座は、あなたが今まさに取り組もうとされるテーマを題材に、テーマについてのお話をお聴きしながら、テーマの内容をどのようにPDCAに落とし込むかを議論する、まさにPDCAの実践の場である。改めてPDCAに取り組みたい方も、今更PDCAと思っている方も、一度覗いてみて、「正しいことを、正しく行う」ためのPDCAの有効性をしっかりと感じ取って欲しい。常に変化する現場でPDCAを回すための考え方を議論の中から理解いただく講座である。直ぐに明日から現場でPDCAを通して、「正しいことを、正しく行う」を実践いただける講座である。

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