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CVCA(顧客価値連鎖分析)
CVCA(Customer Value Chain Analysis:顧客価値連鎖分析)
いつでも、どんな時でもビジネスを取り巻く状況は、変化を続けています
そして今、世界規模の大きな変化の時が訪れ、
VUCA (Volatility変動性, Uncertainty不確実性,
Complexity複雑性, Ambiguity曖昧性)
「明日なにがおきるかもわかならない、予測不可能な時代」となっています
様々なサプライチェーンにおいて、部品や原材料の購買で、既に変化に直面しているビジネスもあれば、これから変化が訪れることが想定されているビジネスもあるでしょう。この変化は、今まで誰も経験したことの無い様なビジネスの根底から変えるものになるかもしれません
そんな状況だから、誰もがこの変化に対応し、
未来に向かうことが必要だと解っているはずです
海図のない未知の大海
ブルーオーシャンを順調に航海していた企業も、
レッドオーシャンの荒波の中を航海していた企業も、
今までとは全く異なる新しい未知の大海へと漕ぎ出すことになるでしょう
新しい航海には、新しい海図(ビジネスモデル)が必要になります
ですが、誰も経験したことの無い航海に必要な海図は、探してもないでしょう
顧客価値連鎖分析とは
新しい未知の大海に乗り出すために必要な海図を
自ら創りだすために必要な情報を整理し、探り出すツールです
どの様なビジネスであっても、
ビジネスは自社を中心にした利害関係者間での
人、モノ、金と情報の交換であると言えます
CVCA(顧客価値連鎖分析)は、
自社を中心にした利害関係者間での人、モノ、金と情報の交換を
俯瞰するためのツールです
新たな海図を考えるためには、
顧客価値を今までと違った視点で整理することが必要になります
自社のリソースの全てと利害関係者の作り出す関係性(構造)を見つめ直し、
新たな関係性が作り出すふるまいを考え直す、
そのための最適なツールが、CVCA(顧客価値連鎖分析)です
自らの海図で航海に出るために
今何を考えなければならないかを考えず、
何から手をつければ良いかを理解せずに、
ただ不安に駆られ、漠然とした危機感から
闇雲に新たな未知の大海に船を出せば、
遅かれ早かれ、海図を持たない船は激浪に飲み込まれることになるでしょう
今一番にすべきことは、自社の提供する顧客価値を考え、
いま迎えている時代の大きな変化の波を乗り越える
ビジネスモデルのありたい姿を描くために必要な検討のプロセスを
CVCA(顧客価値連鎖分析)で、始めることであると考えます
CVCAを実践いただく講座も準備しています