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氣づきと創発

 目に見えないもの、形のないものを

カタチにして提供する事が私の生業である。

そのカタチの提供が、

クライアント様での、見えないもの、形のないものを

カタチにする事の取り組みへの支援に繋がっていると考えている。

 見えないもの、形のないものをカタチにする取り組みでは、

見えないもの、形のないものの根源にあるものを

起点することを大切にしている。

その根源にあるものは、

例えば、起業家の想いや経営者の想い

という言葉で言われるものになる。

 この世の中は、全てエネルギーでできている。

目に見えないもの、形のないものをカタチにすることは、

目に見えないもの、形のないものの持つエネルギーを

別のエネルギーに変換することだと考えている。

つまり、小さな水路や小川の水の流れが持つ

運動エネルギーや位置エネルギーを

発電機で電気エネルギーに変換し、

更に、電気エネルギーを電球で

光エネルギーに変換することと

同じであるとの考えである。

生物学や様々な分野で、

構成する要素の総和以上のものが現れる状況、

現れるものを創発と呼ぶことを使い、

イノベーションの生まれる過程を創発と呼ぶことがある。

エネルギー保存則では、

エネルギーが無から生まれる事はない。

では、エネルギー保存則から考える創発とは何か?

そこを解く鍵は、氣づきにあると考える。

起業家や経営者の想い=エネルギーを

カタチにする過程では、多くの人々が関わる。

エネルギー保存則の観点からは、

これらの人々の関わり=人々の持つエネルギーであり、

エネルギー保存則からは、その総和以上のものが、

生み出される事はない事になる。

しかし、個々の人々の持つエネルギーに注目すると

その人の持つエネルギーに限りはない。

今の状態で現れているエネルギーの総和は、

個々の人々が、ある一定の枠にハマった状態で

自分自身のエネルギーに限界を置いた状態での

持つエネルギーの総和であると考えている。

氣づきとは、

この枠にハマった状態であることから抜け出すことの

きっかけを作り出すものである。

氣づきを得る事で、今の状態を理解し、

今ハマっている枠から抜け出す事で、

一人一人が更に大きなエネルギーのレベルへと到達でき、

従来の枠な中で変換されるエネルギーの総和を

超える創発が生まれて、

新しいエネルギーの変換の結果としての

イノベーションの創造へと繋がる。

現場でのイノベーションへの流れ、

エネルギーの変換の流れは、

「顧客価値駆動型開発」であり、

その流れの中で、

氣づきと創発を生み出すきっかけを

作り出すものが、「SE-AP Coaching」である。

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