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登録日: 2018年4月9日
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価値創造
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記事 (149)
2026年6月16日 ∙ 2 分
「整った会社」ほど、イノベーションを失っていく理由
― 変化の時代に必要なのは、“正解維持”ではなく“問いの更新”である 企業経営において、「整えること」は重要です。 管理を強化する。ルールを明確化する。再現性を高める。標準化する。 これらは、企業成長において不可欠な活動です。 しかし現在、その“整える力”そのものが、 かえって企業変革を阻害しているケースが増えているように見えます。 なぜなら、過度に「整いすぎた組織」は、新しい価値を生みにくくなるからです。 イノベーションとは、既存の秩序の延長線上だけでは生まれません。 異分野が接続され、既存の意味体系が揺らぎ、これまで当たり前だった前提が崩れることで、新しい価値が立ち上がります。 このことは、ある種の“混沌”が必要なのだということなのです。 しかし多くの企業では、混沌を危険なものとして排除しようとします。 曖昧さを減らそうとする。不確定性を排除しようとする。想定外を管理しようとする。 ですが、イノベーションとは本来、「想定外」から生まれるものなのです。 完全管理された世界では、創発は起きにくくなります。 だから今、企業が必要としているのは、単なる秩序維持能力ではありません。...
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2026年6月14日 ∙ 5 分
AI導入以前に、“考え方”を変えられるか
― 混乱ではなく、混沌の時代に必要な思考構造 あなたの職場は、混乱していませんか? この問いに対して、現場をよく見ている経営者は、「たしかに、現場は混乱しているかもしれない」と返答します。でも、その意味はあっていますか? 「混乱」と思っているが、実は「混沌」なのではないでしょうか? 混乱と混沌をほぼ同じ意味で使っていませんか? もしくは、全ての状況を混乱と呼んでいませんか? 混乱と混沌、この二つは似ているようで、根本的に異なるものです。 そして、この違いを経営者が適切に見極めることが、現在の企業変革(DX推進)や生成AI活用において、大きな停滞を回避することに繋がるように私には見えています。 混乱とは、本来あるべき秩序が崩れている状態です。 整理されていたものが散らかっている。手順が機能していない。 情報が錯綜している。役割分担が曖昧になっている。 つまり、混乱には「戻るべき基準」が存在しています。 だからこそ、混乱に対しては、 整理する、標準化する、ルール化する、優先順位をつける、 そしてそれらを徹底するといったアプローチが有効になります。 ...
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2026年5月17日 ∙ 4 分
エンジニアリングチェーンの深層:なぜ「価値」は最上流で蒸発するのか
前回の記事では、製造業の生命線がサプライチェーン(供給の連鎖)から エンジニアリングチェーン(創出の連鎖)へとシフトしていることを お伝えしました。 今回は、その連鎖の起点、すなわち「企画・設計」という最上流工程で、本来守られるべき「価値」が霧のように消えてしまう不可解な現象について、そのメカニズムを解剖します。 「バリューチェーン(価値の連鎖)」という言葉を耳にしたり、目にしたりすることがよくあるのではないでしょうか。 マイケル・ポーター氏が提唱したこの概念は、購買、製造、出荷、販売といった各活動が積み重なることで付加価値が生まれるという、しごく単純な「足し算」の論理に基づいています。製造ラインが止まらず、物流が滞らなければ、価値は積み上がっていくはずだという考え方です。 しかし、現代の複雑化した製品開発において、この論理はしばしば裏切られます。どれほど完璧なバリューチェーンを構築し、寸分違わぬ精度で製造したとしても、市場に出た瞬間に「これは私が欲しかったものではない」と一蹴されることがあります。 これはバリューチェーンの問題ではなく、...
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価値創造_室橋雅彦
管理者
MEME TEC / ミームテック技術士事務所
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