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プロフィール
登録日: 2018年4月9日
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価値創造
共創連携
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記事 (141)
2026年3月5日 ∙ 4 分
ドリル問題、まだその次元ですか?
――顧客価値駆動型開発という思考の階層 「ドリルを売るのではなく、穴を売れ」という言葉は、 マーケティングや価値提案の文脈で繰り返し引用されてきました。 製品そのものではなく、顧客が得たい結果に着目せよ、 という示唆に富む 視点 です。 しかし、顧客価値駆動型開発の立場から見ると、この言葉は出発点にすぎません。 本当に顧客は「穴」を必要としているのでしょうか。 ここを問い直すことが、これからの開発や経営において決定的に重要になります。 顧客がドリルを買う理由は、壁に穴を開けたいからだ、 と説明されることが多いでしょう。 では、その穴は何のために必要なのか。 棚を取り付けたいのか、配線を通したいのか、あるいは空間を区切りたいのか。 さらに言えば、その棚には何を置きたいのか、 その配線はどんな体験を実現したいのか。 顧客価値駆動型開発では、 この「なぜ」を何層にもわたって掘り下げていきます。 価値とは、モノや機能に内在するものではなく、 顧客の文脈の中で初めて立ち上がるものだからです。 多くの企業は、「穴=機能」まで掘り下げた段階で思考を止めてしまいます。...
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2026年2月23日 ∙ 8 分
イノベーションへの新たな取り組み
〜CVDD・Effectuation・生成AIが拓く価値創造の道筋〜 イノベーションの再定義と「3つの新機軸」 イノベーションという言葉が、 かつてほど頻繁に語られなくなったように感じられる今日、 しかしその本質的な重要性はむしろ高まっています。 市場の変化が激しく、顧客の期待も多様化し、 先の見えない不確実性が強まっている現在においては、 従来の延長線上にある発想や手法では 十分な成果を得られないことが増えています。 イノベーションとは、シュンペーター氏が定義したように「新結合」。 つまり既存の技術や知識、資源を新たな形で組み合わせることで、 社会に新しい価値をもたらすことです。 重要なのは 「 新しい技術 」 そのものではなく、「新しい意味の創出」にあります。言い換えれば、イノベーションとは「再定義の営み」であるとも言えるでしょう。 このようなイノベーションが求められている状況において、 新たなイノベーション創出の取り組みのために有効となる考え方が、 顧客価値駆動型開発(CVDD)、Effectuation、そして生成AIの活用です。...
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2026年1月28日 ∙ 3 分
M&A前夜_その5
これまで、M&A特急に乗る前に立ち止まり、 「顧客価値の再定義(CVDD)」を行い、「共創連携の隙間」をデザインし、 「エフェクチュエーション」による小さな実験を繰り返すことの大切さを 綴ってきました。 最終回となる今回は、なぜこのプロセスにこだわるのか、 そしてその先にある「持続可能な企業」の姿についてお話しします。 M&Aの世界では、成約(クロージング)がゴールと見なされます。 しかし、経営という長い旅路において、成約はあくまで通過点、 あるいは新しい章の始まりに過ぎません。 私たちが本当に守り、受け継いでいかなければならないのは、 会社の「形」ではなく、その中に流れる「ミーム(文化的遺伝子)」です。 ミームとは、技術、伝統、顧客との信頼関係、 そして組織に根付いた「らしさ」のことだということができます。 ミームこそが企業の命であり、持続可能性の源泉だと言えます。 もし、自社のミームが何であるかを定義せぬまま、 資本の論理だけでM&Aを行えば、その命は統合の過程で霧散してしまうでしょう。 ミームテック技術士事務所の役割は、 単なるM&Aの仲介やアドバイザーではありません。...
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価値創造_室橋雅彦
管理者
MEME TEC / ミームテック技術士事務所
その他
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