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「すごい技術、でも売れるの?」

〜研究開発で迷子になった僕を救った、「価値翻訳」とは?〜

技術開発担当の上田専務が本物の宝物を見つけるお話し


おい、久しぶり。元気か?


(友人)おう、久しぶり!上田。相変わらず、研究室にこもりっきりか?


とんでもない、最近、ちょっと吹っ切れたんだ。聞いてくれるか?実は、この前まで、俺、本当に悩んでて。俺たちの研究開発部門は、新しい素材や化学薬品の素晴らしい研究成果をいくつも出してきたんで。でも、その技術が、一体どの市場で、どんな価値を生むのかがさっぱり分からなくって。


(友人)わかるわ。研究者って、どうしても技術を深掘りすることに集中するから、出口が見えなくなる時があるよな。


そうなんだよ!まさにそれ。社長に「この技術、事業化できるのか?」って聞かれても、「まだ研究段階で…」ってしか答えられなくて。せっかくの素晴らしい技術が、開発費を回収できないままお蔵入りになるんじゃないかって、毎日不安で仕方なかったんだ。

そんな時に、以前、知り合ったミームテック技術士事務所のマサさんのことを思い出して、藁にもすがる思いで連絡してみたんだ。


(技術は「宝物」、でも市場では「ゴミ」?)

俺は正直に、マサさんに現状をぶつけてみたんだ。

「マサさん、僕たちにはすごい技術があります。でも、それが事業になるのか、正直分かりません。このまま研究を続けていいのかどうかも、判断できないんです。」

マサさんは、俺の悩みを冷静に受け止めてから、こう切り出したんだ。

「上田さん、それはもしかしたら、御社の技術が、まだ**『市場の言葉』に翻訳されていないからかもしれません。技術は、それ自体が価値を持つ宝物です。しかし、それがどの箱に入って、誰に届けば、本当の輝きを放つのか**が明確でなければ、市場ではただのゴミになってしまいます。」


(友人)ん?「どの箱に入って、誰に届けば」?どういうことだ?


俺も最初はよく分からなかったんだ。でも、マサさんはさらにこう続けてくれたたんだよ。


「例えば、御社の新素材が持つ『高い耐久性』という技術は、単なるスペックではありません。それは、自動車業界にとっては**『メンテナンスコストの削減』、建築業界にとっては『建物の寿命を延ばす』という、それぞれの業界が抱える課題を解決する『価値』**なのです。」

この言葉を聞いた時、俺はハッとしたね。俺たちは、技術をただの「宝物」としてしか見ていなかったんだ。でも、マサさんは、その宝物が、どの市場で、どんな形で提供されれば、本当の価値を持つのかという、全く新しい視点をくれたんだ。


(マサさんと見つけた「技術の道しるべ」)

マサさんの力を借りて、俺たちは「顧客価値駆動型開発」を実践してみたんだ。

最初に、技術の「価値」を言語化することに挑んだんだ:

俺たちが開発した技術が持つ「魂」を、マサさんと一緒に顧客の「課題解決」という視点で徹底的に洗い出したんだ。俺たちの技術は、ただ「高性能」なだけでなく、**「環境負荷を低減する」「生産コストを下げる」**といった、さまざまな価値を持つことが分かったんだ。

そして、「価値」を軸に市場を探索することに取り組んだ:

その「価値」を軸に、どんな市場にニーズがあるかを徹底的に調査することにしたんだ。俺たちの技術は、意外なことに、これまで考えたこともなかった農業分野や医療分野で、大きな価値を生む可能性があることが分かったんだよ。

さらに、「事業化」のロードマップを策定してみたんだ:

マサさんと一緒に、その市場に参入するための具体的な「事業化」のロードマップを策定したんだ。これにより、俺たちは、研究開発から事業化までの全体像を明確に把握することができたんだよ。


(同じ悩みを抱える中小企業の社長へ)

(友人)なるほどな。お前、研究者としての才能だけでなく、経営者としての視点も手に入れたんじゃないか?

いやいや、それはマサさんのおかげだよ。マサさんは、最後に俺にこう言ってくれたんだ。

「イノベーションは、新しい技術から生まれるのではありません。それは、あなたの技術が、顧客の課題と、会社のビジョンを繋いだ時に生まれるのです。」


もし、お前も「研究成果が事業になるのか分からない」と悩んでいるなら、

それはもしかしたら、君の技術を誰もが理解できる「共通の地図」に

翻訳する方法を知らないだけかもしれないぞ。


ウチはうまくハマったけれど、お前の会社はどうだろう?


お前の会社の未来も、まだ評価されるのを待っているだけかもしれないぞ。

その未来に、確実な一歩を踏み出す旅に出る前に、

マサさんと話をしてみたらどうだい。


また、近いうちに連絡するよ。

きっと、俺たちの会社から、新しい物語が始まるはずだから。


同じようなご状況の企業様は、決して少なくないと考えております。


ミームテック技術士事務所は、

技術と社会の架け橋となるべく、ご支援を行っております

御社のご状況だけでも伺えると嬉しいです。

お氣軽にお問い合せいただけますと幸いです。


エージェントAI・Masaもご質問をお待ちしております

 
 
 

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