手段と目的の繋がり
- 価値創造_室橋雅彦
- 2020年7月17日
- 読了時間: 3分
更新日:10月25日
触れると手を切るような製品サービスを
開発したいと考えたことはありませんか。
勿論、比喩です。刃物の開発のことではないことはご理解いただけるかと。
別の言い方をすれば、
切れる、とんがっている、アイデアから生まれる
製品サービス、ユーザーに驚きを与え、
唯一無二の存在として、市場で認知される
イノベーティブな製品サービスということを目指すと言うことです。
そんな製品サービスが
開発できれば素敵だろうと思いませんか。
製品サービス開発の目的は、
そんな製品サービスを開発することだと
考えているかもしれませんね。
しかし、製品サービスとユーザーや市場の関係を、
俯瞰してみると、どんな素敵な製品サービスであっても、
手段でしかないことに気がつくのではないでしょうか。
企業は、製品サービスを通して、ユーザー、市場や社会と
繋がり、企業の目的を果たしたいと考えています。
ユーザーは、自分の目的を果たすために、
製品サービスを利用し、対価を支払います。
このように、製品サービスが手段であると考えると、
では、製品サービスを開発することの意味はなんなのでしょうか?
御社がこの製品サービスを開発することの意味、
御社の事業活動の意味はなんなのでしょうか?
手段と目的は、幾層にも重なり、連なっています。
手段は目的を果たし、その目的は手段となって、
次の目的を遂げ、さらに上位の目的へと連なります。
この一連の活動の中で、
意味こそが、手段と目的の連なりを繋ぐ
重要な役割を果たしていると考えています。
つまり、
一つの目的を果たすためのたくさんの手段の中から、
一つの手段を選択する段階で、
意味を考えることによって、
選択すべき手段が明確になると考えています。
何故、この製品サービスを開発するのか?
何故、自社がこの製品サービスを開発するのか?
何故、この事業を行うのか?
これらは意味を考えるための問いになります。
単純ですが、
答えにたどり着くのは決して容易ではないです。
正解を求める問いでもありません。
製品サービスに関わる一人一人が
自らへ、互いに、問い掛け続けることが、
手段と目的の繋がりを強固にしていくと考えます。
翻って、
自身の活動を考えると、
「顧客価値駆動型開発プログラム」や
「SE-AP Coaching」を
手段として提供しながら、
企業様の現場での活動を支援させて頂いています。
自身の究極の目的は、
関わる方々お一人お一人の笑顔が
生まれる世の中をつくることです。
そのための手段として、
「顧客価値駆動型開発プログラム」や
「SE-AP Coaching」を用いて、
意味を考え続ける企業になってもらうことを目的に、
企業様の現場のお一人お一人に
問い掛け続け、
問い掛け続けることの大切さを伝えています。
手段と目的の繋がりが強固な企業が
生み出す製品サービスや事業が
顧客(ユーザー)の笑顔の未来を創り上げます。
その先には、
顧客(ユーザー)一人一人の笑顔が広がり、
皆が笑顔で暮らす世の中が現れます。
そんなことを考えながら、
企業様と関わる仕事を続けており、今後も続けていきます。
ミームテック技術士事務所は、
このような思いで支援を提供しております。
ご興味をお持ちいただけたのであれば、
お氣軽にお問合せ頂けますと幸いです。
エージェントAI・Masaもご質問をお待ちしております




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