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顧客価値創出のためのDX戦略への心得と実践 その4

更新日:2023年10月1日

・従業員との共有

DX戦略書策定プロセスでは、

従業員との共有に多くの時間を割いていますが、

単にDX戦略書への意見を求め、それをフィードバックとして、

DX戦略書を見直すことはあまり有効でないと考えます。


DX戦略書が、未来の企業のありたい姿を目指していることを考えると

求めたい意見と従業員からの意見にギャップが生じると考えます。

その理由は、従業員の意見の前提が「今現在」になりがちだからです。

勿論、企業のありたい姿を十分に理解し、

未来の視点からDX戦略書に対して意見を述べる従業員の方もいるでしょうが、

少数だと考えますし、一つ一つの従業員からの意見が

未来からの視点を前提の上での意見なのかを確認していくことに

時間を取られるのは本末転倒になると考えます。


DX戦略書の従業員との共有において、

DX戦略書の理解とDX戦略書への意見を得るために有効な手段としては、

ストーリーがあります。

「じぶんごととして考える」ということをよく聞きますが、

「じぶんごととして考える」ための手段がストーリーです。

DX戦略書の従業員との共有とは、

従業員がDX戦略書の内容をじぶんごととして捉えることにあります。


DX戦略書を傍に置きながら

ストーリーを使って、DX戦略書を共有する凡その流れは、以下の通りです。


1)経営者の語る企業

企業のありたい姿を語るのではなく、

ありたい姿を実現した時に

・経営者がどのように働き、どのように経営を行っているかをストーリーとして語る

未来からの目線でストーリーを語る


2)従業員目線での経営者の語る企業

経営者の語るストーリーを聞いて、

従業員が

・どんな魅力を感じるかを挙げる

経営者の語る企業の実現性を考えるのではなく、

ここでは、従業員という当事者ではなく、第三者としての視点で

経営者のストーリーと向き合う具体的な魅力を出来るだけ多く挙げる


3)従業員の語る企業

魅力を感じた企業の中で、

・各部門の従業員が具体的にどのように働いているかを語る

何に魅力を感じたかを踏まえて、働いている姿をイメージし、語る


4)経営者の語る企業への道

・経営者自らがどのように実現のための取り組みを行うかを語る

・魅力ある企業の実現に向けて経営者はどのような活動を行なっていくのかを語る

ここでは、経営者の考える抽象的な大変さ、

大変だと考える具体的なこと、リスクを盛り込んで語る


5)従業員の語る企業への道

経営者の語るストーリーを踏まえて、

・各部門で何を行なっていくのかを語る

ここでは、従業員の考える抽象的な大変さ、

大変だと考える具体的なこと、リスクを盛り込んで語る


この流れにより、DX戦略書の目指す企業を理解し、

その企業を実現するための経営者と従業員それぞれのストーリーから、

DX戦略書の妥当性確認を行なっていきます。

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